This page looks best with JavaScript enabled

【MacBook M1 Proのキーボードは”もっと”外せる】飲み物をこぼしてしまったときのキーボード洗浄

 ·  ☕ 3 min read
  • 状況
    • 2ヶ月前,清涼飲料水をキーボードにこぼしてしまった
      • 当時,キーボードを外して中を拭いたにもかかわららず,日によって調子が悪い
      • → 気温・湿度にキーボードの調子が左右されるようになってしまった
        • ある日はなんともないのに,別の日には,キーを押すと鈍い打鍵感
        • 糖でキーボードの中にりんご飴が生成されてるような感じ
      • ということでキーボードを再度掃除してみることにした
  • なぜキーボードの内側がベタついているように感じるのか?
    • MacBook (2020)はシザー構造のキーを採用している
    • MacBook側(基板側)がベタついているのではなく,シザーのヒンジの部分が糖によってベタついている
      • 錆びて動きにくいドアをイメージすると良い
  • キーボードは意外と取り外せる
    • MacBookはキートップだけでなく,シザー内側,シザー外側まで取り外すことができる
  • 糖を除去するには?
    • 糖は脂溶性ではないことが多いので,無水エタノールは微妙.
      • シザー部分だけを水に浸して,ヒンジ部分の糖を取り除いてあげれば良い
        • シザー部分を取り外して,水を入れたジップロックか何かにブチこむ
        • ジップロックを優しく振って,撹拌してあげれば糖が取れる


用意するもの

  • ピンセット(ドラッグストア)
  • 無水エタノール(アマゾン)
  • カード・ヘラ(クレカよりちょっと薄いくらいのカードが使いやすい)

Macbook M1 Proのキーボード構造について

  • Macbook Pro (2020)モデルでは,シザー(パンタグラフ)式のキー構造が採用されている
    • 昔のmacみたいなバタフライ構造ではないので注意


  • シザー式は以下のようにエックス(X)の形になっているのがポイント
    • ※ 画像はキートップとシザーを取り外した後なので,あなたのキートップとは一見,形が違うように見えるがご安心を.これはMacBook M1 Pro (2020)モデルのキートップ


  • キートップしか外せないかと思いがちだが,実はシザー部分も分離できる
    • さらに,シザー部分は内側と外側に分解できる
    • 具体的に見ていきましょう

キートップ・シザー内側・シザー外側を取り外す

  • ↓キートップを外す






  • シザー部分を外す↓






  • さらにシザー部分を2つに分解する
    • 結合部分は内側を上方向にスライドしてあげれば,割と簡単に分解できる
    • この2つの構造によって,ヒンジのような構造が成立している
    • 糖がこの内側・外側パーツ2つの結合部分に流れ込む&癒着しているせいで,キーの打鍵感が鈍く感じる
      • 地面に対して並行にシザー部分を摘んだときに,内側のパーツが勝手に回転(地面に垂直な方向に動く)してくれるのが正しい挙動
      • 糖でガチガチになってるシザーだと,内側のパーツが微動だにしない
        • 手で軽く内側のパーツを押してあげて,どれくらい滑らかに回るか,で確認しても良い
      • この結合部分さえ掃除してしまえば,キーボードは復活する




  • なお,キートップとシザーは以下のようにカチっと嵌めることができる↓
    • これで一番最初の画像のように見える


取り外し方

  • いつか動画はります (TODO)

なぜキーの中がベタついているように感じるのか?

  • 糖は脂溶性ではないことが多いので,シザー部分を水に浸して,ヒンジ部分の糖を取り除いてあげれば良い
    • シザー部分を分離して,水を入れたジップロックか何かにブチこむ
    • ジップロックを優しく振って,撹拌してあげれば糖が取れる



  • 最後に,無水エタノールで掃除して完了
Share on

YuWd (Yuiga Wada)
WRITTEN BY
YuWd (Yuiga Wada)
機械学習・競プロ・iOS・Web