post
「隠喩・象徴とテクスト解釈」
· ☕ 3 min read
・ソシュール → 言語記号は記号内容と記号表現というに側面の間に存する関係という観点から把握される → よって、言語は「現実に対して閉じた構造を持つ体系」であるとした。 → しかしその場合「象徴」や「隠喩」など、「前言語的領域」に対する考察は抜け落ちてしまうのではないか ・オグデンとリチャーズ「意味の意味」 → ソシュールの論理を修正し ...


ゲンロン戦記
· ☕ 3 min read
#読書録 p32. 「会社の本体はむしろ事務にあります。研究成果でも作品でもなんでもいいですが、「商品」は事務がしっかりしないと生み出せません。研究者やクリエイターだけが重要で事務はしょせん補助だというような発想は、結果的に停滞しっぺ返しを食らうことになります。」 p32-33. 「もっとも重要なのは、「なにか新しいことを実現するためには、一見 ...

「文学をいかに語るか」
· ☕ 4 min read
#読書録 ・大浦康介 → 「大まかな分類ながら、いわゆる解釈(エクセゲーシス)を基本とする批評(クリティック)と文学の形式を扱う詩学(ポエティック)というジェラール・ジュネットの区別を援用し、後者をやはりジュネットにならって、文学理論と同一視したい」 → ただし、ポエティックは<意味>を排除しない。 → 「文学が意味生産 ...

「科学者 池田菊苗」漱石・旨味・ドイツ
· ☕ 4 min read
・特に後編は非常に面白かった ・池田は語学に天賦の才があった → 英語もドイツ語も堪能であったらしい ・「オストワルド法」で有名なオストワルド研究室に一年半留学 → 師であるオストワルドの影響がある → 日本は化学的に遅れていた一方、ドイツでは化学の応用による工学の向上が目まぐるしかった → 硫酸製造の新方法の開発に従事していたオストワル ...

UNIXという考え方
· ☕ 5 min read
#読書録 p1. 「UNIXの創始者たちは、ある極端なコンセプトから始めた。ユーザーははじめからコンピュータを使えるとみなしたのだ。UNIXはユーザーが何をしているかをわかっているという前提に立っている。他のOS設計者が、初心者から専門家まで幅広いユーザーを受け入れようとして苦労しているとき、UNIXの設計者たちは、何をしてい ...

デザイン思考の作り方
· ☕ 2 min read
・エスノグラフィー調査による課題の抽出 → 新しいシンクの開発をする際、実際に料理しているところを実際に頭上から定点的に的に撮影した → 考: 記録する際に、言語だけでなく写真や動画とかも使った方がいい ・デザインシンキングの研究で知られるスタンフォード大学のd.schoolの教授たち → 「日本人を前にしてデザインシンキングを話すの ...

読書方針
· ☕ 1 min read
・とにかく、自分の考えを書く → そのためには、考えながら読む → 時々、本を一旦閉じて思考に耽るフェーズが必要 → 速読してるとこのフェーズに移行するのが難しい → なぜ? ・あと、疑問に思ったことも書いておく ・本の要約はあまり意味を成さず、むしろ自分の意見が大事である → また、ありとあらゆる自分の意見と知識の相互的な連関に絡め取られる ...

スタートアップ大国 イスラエルの秘密
· ☕ 2 min read
・PHPやファイアーウォール、キネクトを作ったのはイスラエルのベンチャー ・スタートアップの投資額は人口比で世界一位 → LINE元社長の山本アキラ氏「イスラエルは国自体がシリコンバレー。R&D国家のようなもの」 → 周りが敵国に囲まれているため ・イスラエルは兵役義務がある → 退役後にも残る人脈とマネジメント力 → これが起業 ...

寺田寅彦 今を照らす科学者の言葉
· ☕ 2 min read
元住吉駅まで散歩しに行ったときにアウトレット品として見つけたヤツ。 ・寺田寅彦 → <対象>の問題と深い関わりがありそう → 文学の<対象>観を科学に適応させているといえる → ex. 椿の落下運動の実験 (俳諧⇔物理学) 「最相葉月 と 池内了の対談」 ・池内了 「科学の本質は問題を発見することである」 = 多様なものの見方をす ...

LEAP MARKETING
· ☕ 2 min read
#読書録 中国ベンチャー 加点型マーケティング → 日本みたいな減点型は「尖り」を削る → 加点型では、「尖り」を切り落とすことなく、その特徴を伸ばしていく → Start Small に通づる https://d2v9k5u4v94ulw.cloudfront.net/assets/images/1705898/original/xQCIInNhzgDTd8AUQX_SMSdKvqQYOinHLoUc0dKvd7WpGVrJo8X7I8DF35E6URxbZFM3AV67fYcUgXyVcWnqHiUKNx4be_sjEHVCr0kEGtUPiVk9y_LmjXbI7kq1Xusxol_4UGdh.gif?1499402994 ↓ https://d2v9k5u4v94ulw.cloudfront.net/assets/images/1705899/original/llzX-yvYUnz-_rNvTfExY8VNdteestIIrNVlV4ZwInGr4uJGjyMROkRNzjD8NJJfCvD8eiMF4VGk518rmIy35Y2hm6_lrST4TeOeJ1fkBb22vWfcNSr0_ao2FCRdTbnhGRL8YR9l.gif?1499402995 共創マーケティング →ユーザーと共に成長する / ユーザーとの交流が大事 → ex. シャオミ「オレンジフライデー」/ スタバ「マイスターバックスアイデア」 / 良品計画「モノづ ...


QRコードの奇跡
· ☕ 1 min read
当初は、カンバン方式による頻繁な検品作業の負担をへらすために開発された。 → カンバン方式:必要な時に必要なものを必要な量だけ生産 → 高速で読み取れて、高精度 コードが汚損しても読み取れるものになっている。 QRコードは、特許を取ってないので、様々なサービスが派生した。 ...

詩の誕生
· ☕ 5 min read
考えたこと 芸術の「言語性」と「言語超越性」 言語性(構造的美) → 構造性、思想、メタ性を持つ → 例えば; キュビズム / ダダイズム / 村上春樹 言語超越性(感覚的美) → 理由はわからないけど、なんとなく良い、って感じ → マニエリスム / あらゆる芸術には、この要素がある(はず) 芸術に「詩」という言葉を用いる人がいるらしい (陶芸家が、陶芸を詩 ...

空虚としての主題
· ☕ 2 min read
「背景の仕組み」 「モチーフの背景」は人々に気づかれにくい「時代性」を希求しようとする衝動を持つ →現代は普遍性の<中心>が失われている (例えば、ペストに対する恐怖だったり。) →それ故、現代ではそうした「現代が強いてくる不可避性への感受力」のようなものが欠けた作品が多い →これが、現代文学にて、「物語性」が氾濫す ...