はじめに
この記事は慶應理工アドベントカレンダー2022の1日目の記事です.
導入
はじめましての方、はじめまして。2019年に慶應理工へ入学し、その後情報工学科に進学して今現在B4、無事ストレートでの卒業ができそうなYuWdと申します。
この度、慶應理工アドベントカレンダー2022というものを開催しました!!!
本アドカレは去年のアドカレを踏襲した形で、制約もそのままの開催です。
つまり、慶應理工生ならどんな記事を書いても自由!アニメの話でも技術の話でも映画の話でも何でもOK!もちろん匿名でもいいし、OB・OGでも可という形での開催です!
そんなアドカレを布教すべく、まずは開催者である私がアドカレ初日として、なぜアドカレを主催したのかを述べるべく、記事を書くことにしました。
慶應理工アドカレの特殊性
実は慶應理工のアドカレは少々特殊なのです。
元々アドカレとはクリスマスまでの期間に日数を数えるために使用されるカレンダーのことですが、これになぞらえて、IT業界では12/1から12/25までに様々な技術ネタを投稿するという文化があります。そして、慶應理工のアドカレではその「技術ネタを投稿する」という制約を取っ払ったものなのです。
アドカレを主催した理由
ではなぜアドカレを主催したか。結論から申し上げますと、「慶應理工のアドカレ文化を遺したい」 からです。元のアドカレ自体も様々な技術ネタを投稿するという「文化」なわけで、このアドカレも文化として遺したい。そういう思いがあります。
アドカレの良さはその「偶発性」(誤配)にあります。
去年のやぱったーさんが偶発性について述べられていたので、少しだけの去年の記事を引用してみましょう。
どうして開催したか。
自分がコロナ渦だったり研究室に入ったりで偶発的なコミュニケーションの機会が減ったことを強く実感して、アドベントカレンダーがそれを解決する手段になればいいなと考えたからです。
今現在コロナは大分収まりつつありますが、取り敢えず毎日大学に行って何となく偶然会って話すみたいな機会は大分減りました(目的があるときに意図的に大学に通うようになった気がする)。それで消えてしまった、もしくは生じえたはずの関係があることを強く実感しました。
アドカレには自分のTwitterのTLには現れない人たちの記事が並んでいる。もちろん知っている人の記事も並ぶ。こうして「あの記事読んだよ」「君の記事面白かった」そういう偶発的なコミュニケーションが生まれる。つまり、アドカレとはコミュニケーションの偶発性を誘発する大きな文化であるのです。(実際に私は去年のアドカレに投稿した記事をきっかけに研究室の先輩方と仲良くなったりしました)
それに、以下の文章にシンパシーを感じたというのも大きな理由の一つです。
また、コロナ以外の理由でもその実感が強くなりました。研究室です。
理工学部の学生は学部4年になると研究室に配属されますが、研究室に居る時間が非常に長くなり関わる人たちが限られるという話を周りからよく聞きます(実際自分も感じます)。 研究室のメンバー以外と交流することが減ってそれで疎遠になってしまう関係などもあります。
このような課題が理工学部生にある中、どうにかして懐かしい人と再び話す、新しい人と関わる機会を増やせたらいいなと僕は思いました(これは自分のためというのもある)。
人と関わるきっかけって何だろうな〜とぼんやり考えてました。新しい人、懐かしい人と話すきっかけって何だろうと。
それはどうやら、共通の知人だったり、一緒に受けた授業の話だったり、趣味の話だったり、はたまた誰かの惚気話だったりしたわけです。そう、話題があればいいのだと。
話題があれば人と関われる。そう実感したときに多くの理工学部生間で面白い話題を共有できる方法としてアドベントカレンダーって良いな〜!と思いました
また、何かを企画すること、人を集めることは分かりやすい「社会性」であり、「コミットメント」の一環です。そういう側面としてアドカレを主催した節もあります。(これについてはアドカレ7日目の記事に書こうと思います)
さいごに
このアドベントカレンダーが新しいコミュニケーションの場として機能したらいいなと心の底から願っています。
去年のアドカレは確かに新しいコミュニケーションの場として機能してくれたと思います。今回のアドカレも、同様に偶発性を誘発するコミュニケーションの場として機能してくれたら嬉しいなと思います。
では、みなさん!まだまだアドカレの登録枠は残っているので、登録 & 記事の投稿よろしくお願いします!!!